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交通システム工学科1年 3076番 Y.S. |
1. 京浜東北線とは? 京浜東北線(根岸線含む)は「大宮」〜「東京」〜「大船」間81.2kmを走行している。埼玉県さいたま市から東京の中心部を抜けて、神奈川県鎌倉市まで行く各駅停車タイプとしては長い路線である。 昼間は「田端」〜「浜松町」間で快速運転を行うため、通過駅を利用する際は並走して走る山手線に乗り換えなければならない。 通勤・通学時間帯は「上野」〜「東京」間で非常に混雑する路線として有名である。 2. 「京浜東北線」という路線は存在しない!? 京浜東北線は、多くの人が「大宮」〜「大船」間を走行する路線だと思っているが、実は「大宮」〜「横浜」間が「京浜東北線」であり、「横浜」〜「大船」間は「根岸線」ということになっている。しかしこれも正確にいえば誤りなのである。京浜東北線という名称自体が正式には存在しないのだ。「京浜東北線」という名称は、いわば「あだ名」といった感じである。 ではいったい何が正式な呼び方なのか。正確には「大宮」〜「東京」間が東北線、「東京」〜「横浜」間が東海道線、「横浜」〜「大船」が根岸線、というのが正しい名称なのだ。 3. 方面表示は「上り」「下り」ではない! 「上り」「下り」は、東京に向かう方を「上り」、逆に東京から離れていく方を「下り」としているが、京浜東北線の場合、東京を通過してしまい「上り」「下り」が逆転してしまうといったことが起きてしまう。そのため、京浜東北線では大宮方面を「北行(ほっこう)」、大船方面を「南行(なんこう)」と呼んでいる。 4. 「過去」〜「現在」の車両 103系・・・〜1997年 205系・・・1989年〜1996年 209系0番台・・・1993年2月〜2010年1月24日 209系5000番台・・・2001年〜2009年 E233系1000番台・・・2007年〜現在 *上記より現在は、E233系1000番台に一本化されている。 写真1 川口駅〜赤羽駅間を走行する京浜東北線(東北線) 写真2 川口駅〜西川口駅間を走行する京浜東北線(東北線) 参考文献
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