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電気工学科1年 3034番 Y.O. |
1. 紹介 東急多摩川線(略号:TM、路線図の色:えんじ)は、多摩川〜蒲田間5.6km、起終点含め7駅ある。2000年(平成12年)8月6日に、目蒲線(目黒〜蒲田間、1923年11月1日全通)が分離してできた路線の一つであり、目黒〜多摩川間は目黒線として日吉(分離当時は武蔵小杉)まで、東横線と並行する路線に変わり、同時にワンマン運転も始まった。沿線は住宅地が多く、通勤・通学の足となっている。多摩川駅から田園調布方面に伸びる目蒲線の線路跡は、検査などで車両を送り込むため残してある。 写真1 目蒲線営業線跡 2. 車両 池上線と共通の車両で、18m車3ドア3両(全28本)である。また、多摩川線内に車庫は無く、池上線雪が谷大塚駅にある。 2-1. 7700系(10本) 1987年に7000系(初代)をVVVFインバータ制御に改造してできた車両である。前身の7000系は日本初のオールステンレス車両として1961年(昭和36年)から製造され、現在に至る。改造時期により、塗装が2種類ある。 写真2 7700系(普通の塗装) 写真3 7700系(歌舞伎塗装) また、多摩川アートラインプロジェクト(現代アートによる街づくり)の一つとして、2007年(平成19年)11月3日〜30日に、7色のラッピングを施した電車「レインボートレーン」(7903編成)が運転された。 写真4 7903編成のラッピング電車(2007年11月) 2-2. 7600系(2本) 1986年(昭和61年)に7200系を7700系同様に改造してできた車両である。前面は歌舞伎塗装で、先頭の「く」の字形状(通称ダイヤモンドカット)が特徴である。 写真5 7600系 2-3. 1000系(9本) 1988年(昭和63年)に東横線(日比谷線直通用)・目蒲線(当時)・池上線に登場した。ただ、東横線向けは2013年(平成25年)3月15日、同線から引退した。現在は東急多摩川線・池上線で9本が残っている。 写真6 1000系 2-4. 7000系(2代目)(7本) 「人と環境に優しい車両」として2007年(平成19年)に登場した。木目調の車内が特徴である。 写真7 7000系(2代目) このほか、保線用車両として「TOQ i」の愛称を持つデヤ7500+デヤ7550形がある。 |
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