←前のページへ次のページへ→
〜 スカイライナー 〜

社会交通工学科1年 2079番 竹越 大


1. はじめに

 私は印西牧の原駅に住んでいて、成田スカイアクセス線が非常に身近なものである。 そのスカイアクセス線内を走っているスカイライナーを特集することにした。私が大学までの 通学区間において乗換駅である新鎌ヶ谷駅でスカイライナーをよく見かける。私にとって身近なもの であると考えたためにスカイライナーについて書くことにした。



2. スカイライナーとは?

 1978年の成田空港開港に先がけ、1972年に初代AE形が登場した。これと同じ形式称号の現在の 「スカイライナー3代目」は、2010年に京成本線・北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道・成田高速鉄道 アクセス・成田空港高速鉄道の5社のレールを総称した「成田スカイアクセス線」の開業とともに 登場したもので、京成のフラッグシップモデルといえる。「風」、「凛」というデザインコンセプトの もと、さっそうと駆け抜けるスピード感を強調したデザインとなっている。



3. スカイライナーの速度

 スカイライナーは京成線内はあまり速くはない。北総線に入ってからも高砂から江戸川までは ゆったりとした運転をしている。その先はトンネルが多くて、スピードは出ているが、トンネルが多く スピードは出ているので景色はあまり良いとは思わない。西白井からはニュータウンの堀割空間を走る ため、かなりの速度で駅を通過する。印旛沼のあたりの景色が私は最高だと思う。特にスカイライナー に乗車していて最高の景色と言えるのは成田湯川〜成田空港第2ビル間の景色だと私は思う。



4. スカイライナーのデザイン

 スカイライナーのAE形の車両デザインの注目ポイントは、著名なデザイナー山本寛斎氏により プロデュースした点にある。初代〜2代目〜3代目と時を経るごとに先頭形状は鋭っていき、それに 加えてAE形ではエッジをきかせたシャープ感、クールな装いが印象的なモデルとなっている。その 結果、そのシャープ感とクール感が評価されて、現在のスカイライナーAE形(3代目)は産業デザイン として高く評価され、2010年(平22)にグッドデザイン賞を受賞した。



5. スカイライナーのデザイン

 写真1は成田空港駅(第1旅客ターミナル)で撮影したスカイライナーである。成田空港駅 (第1旅客ターミナル)は成田スカイアクセス線の停車駅であるためスカイライナーが頻繁に停車 するため電車の撮影に慣れていない自分のような人にとっては絶好の撮影スポットである。写真2は 北総線新鎌ヶ谷駅で7500系と並んでいるシーンを撮影したスカイライナーである。ただ、こちらは 成田空港駅とは違いスカイライナーが通過してしまうので、撮影のタイミングに苦労した。写真は 撮っていないが、印旛日本医大駅〜成田湯川駅間は周りが田んぼに囲まれていて絶好の撮影場所 であると思われる。今回は撮影をしていないが、またの機会に撮影したいと思う。



写真1 撮影場所 成田空港駅





写真2 撮影場所 新鎌ヶ谷駅




6. まとめ

 成田スカイアクセス線のスカイライナーAE形(3代目スカイライナー)は最高速度160kmで走ることから クールなデザインを基調としている。そのクールなデザインは颯爽とかけぬけるといったことをコンセプト としている。ちなみにこのスカイライナーAE形は最高の時速が160kmであり、それは新幹線を除いて最高の 時速である。そういった超高速を表現したものがスカイライナーのロゴである筆で書かれたSに出ている と私は思う。



参考文献

メディアックス 京成電鉄完全データ





 
- 17 -
次のページへ→