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４. まとめ 簡単ではあるが、NY地下鉄の24時間運行について紹介した。NY地下鉄の24時間運行は、 世界的に見ても、非常に画期的であると言える。しかし、利用者が戸惑うほどの複雑な 深夜帯の運行形態は、非常に不便であり、24時間運行のメリットが生かせていると 言えない。 24時間運行のメリットを最大限生かすには、まずは、日中の運行形態も含めた全路線の 整理をし、路線番号や運行区間などをもっとシンプルにする必要がある。そのうえで、 深夜帯の運行形態をある程度パターン化することが必要だろう。例えば、偶数日は急行 運転、奇数日は各駅停車の運転といった具合だ。 その他、24時間運行を実施するにあたり、治安の悪化、人員の確保や費用負担の増加と いった問題もある。治安の悪化については、既にNY地下鉄では力を入れており、警備員を 増員するなどして、全面落書き電車や犯罪抑止の効果が表れており、以前より治安は 良くなったと言えるが、未だ地下鉄のホームにホームレスが居座っていたりする。 また前章でも述べたが、NY地下鉄は、24時間運行や急行運転の実施など、地下鉄としては 非常に発達しているにもかかわらず、経営が思わしくない。まだまだ改善すべき点も 多くあり、今後に期待したい。  写真４ NY地下鉄１号線 ５. 参考文献 「MTA公式ホームページ」 http://mta.info/ 「OuDiary of Rail Travel」 http://www.geocities.jp/take_okm/ 「The City of New York ニューヨーク・MTA地下鉄情報」 http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/information/subway-j.html
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