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〜 新鎌ヶ谷駅 〜

社会交通工学科1年 0038番 小野 亮

1.所属事業者及び鉄道路線

 (1) 北総鉄道北総線(千葉ニュータウン線)(駅番号はHS08)
 (2) 京成電鉄成田空港線(成田スカイアクセス線)
 (3) 新京成電鉄
 (4) 東武鉄道野田線



2.駅構造

 北総鉄道・京成電鉄と新京成電鉄の改札口は北総線・京成成田空港線の高架下にある(写真2-1)。 また、両社の連絡改札もある(写真2-2)。 改札を出て、左に行くと北口(写真2-3)、連絡通路を行くと東武鉄道の改札口、自由通路へ出る。 連絡通路にはコンビニがある。 北総鉄道・京成電鉄の高架の北側に自由通路、東武鉄道の改札口がある(写真2-4)。



写真2-1 連絡通路と新京成電鉄と北総鉄道・京成電鉄の改札口




写真2-2 新京成電鉄と北総鉄道・京成電鉄の連絡改札




写真2-3 右に北口、左に東武鉄道の改札口がある自由通路が見える。




写真2-4 東武鉄道の改札口.手前を自由通路が横切っている。




写真2-5 自由通路の東口



(1)北総鉄道・京成電鉄

 @所属路線  北総鉄道北総線(千葉ニュータウン線)
           京成成田空港線(スカイアクセス線)
 A駅構造    高架駅
 Bホーム    島式ホーム2面4線
 C開業年月日 1991年(平成3年)3月31日
 D駅番号    HS08
 Eキロ程    12.7km(京成高砂起点)
 Fのりば
1・2
(上り)
北総線
京成成田空港線
東松戸・高砂 方面
京成線   上野・押上 方面
都営浅草線 浅草・日本橋・西馬込 方面
京急線   品川・羽田空港・横浜 方面
1番線は待避線
2番線は本線
3・4
(下り)
北総線
京成成田空港線
千葉ニュータウン中央・印西牧の原・
印旛日本医大・成田空港 方面
3番線は本線
4番線は待避線

 G隣の駅
  北総線 各停

大町(HS07)(2.3km)新鎌ヶ谷(HS08)西白井(HS09)(3.1km)
北初富(0.8km)(廃止※[1])


  北総線 特急・急行

東松戸(HS05)(5.2km)新鎌ヶ谷(HS08)西白井(HS09)(3.1km)


  京成成田空港線 アクセス特急

東松戸(HS05)(5.2km)新鎌ヶ谷(HS08)千葉ニュータウン中央
(HS12)(11.1km)


 H歴史
  1979年3月9日 北総開発鉄道北総線北初富〜小室間開業。新鎌ケ谷信号所設置。
  1991年3月31日 駅に昇格。新鎌ヶ谷駅開業。新鎌ケ谷〜京成高砂間開業。
  1992年7月8日 新鎌ケ谷〜北初富間廃止※[2]

 ※脚注
 [1][2]新鎌ケ谷〜北初富間は新京成電鉄に直通運転するための連絡線であったため、
    新京成電鉄の新鎌ヶ谷駅開業と同時に廃止された。北初富駅は現在でも新京成
    電鉄の駅として営業している。



写真2-6 3・4番線ホーム



(2)新京成電鉄

 @所在地         千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷1-13-1
 A駅構造         地上駅(北総鉄道業務委託)
 Bホーム         島式ホーム1面2線
 C乗降人員(1日平均)  28,618人(24駅中7位、2009年度)
 D開業年月日      1992年7月8日
 Eキロ程         12.1km(松戸起点)
 Fのりば
1(下り) 新京成電鉄 初富・北習志野・新津田沼・京成津田沼
東葉高速線・JR総武線・京成線連絡 方面
2(上り) 新京成電鉄 北初富・八柱・松戸
JR武蔵野線・JR常磐線連絡 方面

 G隣の駅
北初富(0.8km) 新鎌ヶ谷 初富(1.2km)


 H歴史
  1955年4月22日 新京成電鉄初富〜松戸間開業。
  1992年7月8日 新鎌ヶ谷駅開業。
 I新京成線連続立体交差事業
   くぬぎ山〜鎌ヶ谷大仏間が高架化される。この事業により初富駅、新鎌ヶ谷駅、北初
  富駅が高架駅になる。当駅は高架化後も島式ホーム1面2線になるようだ。2010年度に
  完成する予定だ。
   また、京成グループは北総線と新京成線の新鎌ヶ谷駅の駅舎内に商業施設を開設
  する。2012年に一部開設を目指している。飲食店や薬局など日常生活に根ざした店舗
  をそろえる予定だ。新しい商業施設は第1弾として、北総線の高架下と新京成線の改札
  口がある1階と地下に設置する。テナントとして20店舗前後入れる見込みだ。新京成線
  の高架化が終わり次第、新京成線の高架下でも商業施設を計画し、北総線側の施設
  と一体化する。

  ※参考文献 日本経済新聞
           新京成電鉄 http://www.shinkeisei.co.jp/train/railmap/shinkamagaya.html



写真2-7 新京成電鉄ホーム



(3)東武鉄道

 @所在地    千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷2-10-1
 A所属路線   東武野田線
 B駅構造    地上駅(橋上駅舎 掘割構造)
 Cホーム    相対式ホーム2面2線
 D開業年月日 1999年11月25日
 Eキロ程     53.3km(大宮起点)
 Fのりば
1(上り) 東武野田線 六実・柏・春日部・大宮 方面
2(下り) 東武野田線 鎌ヶ谷・船橋 方面

 G発車メロディ
   2009年11月26日より新鎌ヶ谷駅の発車メロディがファイターズオフィシャルソング「ファ
  イターズ讃歌」に変更された。
   これは、鎌ケ谷市内にファイターズのファーム球場があることから、市が推進する地
  域活性化プロジェクト、同市内を沿線とする東武鉄道が連携を図り、官民共同で地域
  の活性化に取り組むものである。

  ※参考文献 株式会社日本ハムファイターズ
          千葉県鎌ケ谷市
          東武鉄道株式会社 http://www.tobu.co.jp/file/1847/090224.pdf

 H隣の駅
六実(1.4km) 新鎌ヶ谷 鎌ヶ谷(1.9km)


 I歴史
  1923年12月27日 柏〜船橋間開業。
  1989年11月28日 新鎌ヶ谷信号所設置。
  1999年11月25日 駅に昇格。新鎌ヶ谷駅開業。
  2009年11月26日 発車メロディを「ファイターズ讃歌」に変更

  ※参考文献 東武鉄道:路線・停車駅
           http://www.tobu.co.jp/station/info/6420.html



写真2-8 東武鉄道ホーム



3.東京10号線延伸新線(北千葉線)(未成線)

 本八幡から新鎌ヶ谷まで第3セクターで建設し、都営新宿線に直通運転する計画である。 この計画は1973年にかつて県営鉄道として本八幡〜印旛松虫(現・印旛日本医大)間で計画されたものである。 1978年に事業が凍結、1979年に北総線との供用区間の新鎌ヶ谷〜小室間は北総開発鉄道が開業、 小室〜印旛松虫間は1978年に免許を宅地開発公団へ譲渡、のちに開業した。 現在でも未着工で計画も未定だが当路線が開業すれば新鎌ヶ谷駅の接続路線となる。

※参考文献 千葉県 http://www.pref.chiba.lg.ne.jp/koukei/tetsudou/toukyou10gou.html



4.駅周辺

 駅の北東の東口の前に北口交通広場(写真4−1)というロータリーが整備されている。バスが多く発着する。
 駅の南東には南口交通広場(写真4−2)というロータリーが整備されている。こちらには駅出口がなく閑散としている。
 駅の東や南は商業施設やビルが建っていて発展している。
 駅の北西の北口付近は住宅と空き地がある。




写真4-1 北口交通広場




写真4-2 南口交通広場


参考文献

1)今尾恵介:日本鉄道旅行地図帳 3号 関東1、新潮社、p.28,37,38、2008年7月



 
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