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社会交通工学科1年 0133番 松本 大地 |
写真−1 伊勢崎線荒川橋梁を渡る8527編成(2009-5-18廃車) 小菅 2009-5-9 1. 東武8000系概説 1963年(昭和38年)11月、東上線・伊勢崎線(本線)用の通勤型電車として登場した20m4扉ロングシート車 である。MT比を1:1として製造コストの低減が図られた。4両固定を基本として、2両固定、6両固定(4→6両化用 増結車を含む)、東上線用8両固定の各編成が造られ、1983(昭和58)年までの20年間にわたって712両が量産 された。JR(国鉄時代の車両を含む)を除けば、民鉄最大の系列である。
2. 車両諸元 3. 塗装変更 登場から45年以上経過した8000系は、現在に至るまで2度の塗装変更をしてきた。 & & インターナショナル ロイヤルブルー(紺) + + オレンジのツートンカラー リフレッシュブルー(水色)の帯 写真−2 浅草へと向かう8117編成(8000系は浅草口から撤退) 2009-5-9 ※2009-12-1廃車 20年にわたって製造された東武8000系も、登場から半世紀近くが経つ。これまでの間に、修繕・更新が幾度も 実施されてきたが、近年、50000系統の導入により転属、廃車などが頻繁に行われるようになってきた。また、 3両編成ワンマン化改造され800系・850系として、2006(平成18)年3月19日より、伊勢崎線(太田―伊勢崎間)、 佐野線(館林―葛生間)等で運転されている。 そして2012(平成24)年度より、東武東上線ATC使用開始の予定があるため、8000系はさらに活躍の場が 少なくなると思われる。 5. 参考文献 ・鉄道ピクトリアル2008・1月臨時増刊号 【特集】東武鉄道 ・私鉄電車ビジュアルガイド東武鉄道 東武電車研究会 著 ・鉄道車両と技術 No.142 2008-3 レールアンドテック出版 ・東武鉄道8000系列ディティールUPガイドFor Modelers 目沼 弥十郎 著 ・Kasukabe総合車両センター http://www.krfj.net/kasukabe/
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