←前のページへ次のページへ→
〜 JR府中本町駅について 〜

社会交通工学科1年 0144番 杢谷 颯太

1.概要

 JR府中本町駅は、JR南武線とJR武蔵野線の交差する駅であり、JR武蔵野線にとっては旅客営業の 発着点である。開業は、1928年(昭和3年)12月11日であり、所属は、JR東日本八王子支社である。
 1933年(昭和8年)に東京競馬場ができてからは、乗降客数も増え、競馬開催日には南武線、 武蔵野線ともに臨時電車が出ることもあり、臨時の改札口も開かれる。また、多摩川競艇場へも送迎 バスがでている。



写真−1 府中本町駅臨時改札口


 また、ジョイフルトレイン、回送電車や団体列車が通ることも有り、「宴」・「華」・「やまなみ」・「せせらぎ」 等の電車が見られることがある。それらを見たり、撮ったりするために、沿線やホームの端でカメラを構えて いる人をよく見かける。



写真−2 夜の府中本町駅


 この駅の付近は、下図のような配線図になっている。黄色の三角形は南武線、オレンジ色の三角形は 武蔵野線、紫色の三角形は貨物線の、それぞれ進路を示している。



図−1 府中本町駅配線図(鉄道ファン2010年8月号より)



2.年表

1928年(昭和3年)南武鉄道(現在の南武線)の延伸により府中本町駅開業
1973年(昭和48年)武蔵野線開業
1975年(昭和50年)「みどりの窓口」設置
2010年(平成22年)駅近くの発掘調査地にて徳川家康の「府中御殿」遺構跡発見



参考文献

鉄道ファン 2010年8月号 交友社
読売新聞 1975年12月16日付
東京新聞 2010年5月11日付



 
- 24 -
次のページへ→