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9100形
千葉ニュータウン中央駅~印西牧の原駅間の延伸開業に備えて1次車として8両編成2本(16両)が製造され1994年に登場しました。軽量ステンレス車体で、前頭部形状は丸みを帯びた流線型で、鳥のオナガをイメージしたものとなりました。前面・側面の種別・行先表示器と前面の運行番号表示器はLED式で、前面窓上部に運行番号表示器と、日本語表記の種別・行先表示器を配し、運転席窓下に英語表記の行先表示器があります。列車種別の英語表記は側面種別・行先表示器のみ表示されます。
足回りおよびパンタグラフ等の電装品は北総7300形・京成3700形と同一であるすが、冷房装置および側面種別・行先表示器は都営5300形をベースとしています。
車いすスペースや中間車車端部へのクロスシートの設置、車内でのAM・FMラジオ聴取用の電波増幅器、自動放送装置、LED式車内旅客案内表示器などが装備されていて、LED表示器は他車と異なり、京急線内でも(乗り換え案内を含め)表示されます。また登場当時は通勤電車では初のカード式の公衆電話が設置されていたましが、後に撤去されました。また、2000年の印西牧の原駅~印旛日本医大駅間の延伸時に2次車として8両編成1本が製造されました。 C-Flyer(シーフライヤー)の愛称を持ち、車体側面に愛称ロゴが貼付されています。由来はC・・・Chiba-Newtown(千葉ニュータウン)、Comfortable(快適)、 Clean(清潔)、Culture(文化)の頭文字から、Flyerとは速い列車(急行列車、快速列車など)の意味があります。
制御方式などの車両スペック等は京成3700形とほぼ同一のため京成電鉄3700形の項を参照してください。



写真15:9100形は丸みを帯びた前面が特徴的である。 北品川-品川にて




~芝山鉄道~
3600形
2002年10月27日、東成田~芝山千代田間の芝山鉄道開業と同時に3618Fをリースして登場したものです。リースをする際、帯色のブルーの箇所をエメラルドグリーンに変更し、Keiseiロゴプレートの上から芝山鉄道の社名貼付、さらに前面上部右側に社章を貼付などの変更が行われました。運用は京成の車両と共通運用となっており、8両編成の為、自社を走るのは朝夕に限定されています。また、北総鉄道にリースされた7250形、7300形7808編成と異なり、車内の路線図、中吊り広告は引き続き京成車と同じとなっています。京成3600形同様、先頭車が付随車のため、京急線には直通しません。



写真16:浅草線は西馬込まで直通する。 曳船-押上にて



3.参考文献

JTBキャンブックス 佐藤良助 京急の車両
JTBキャンブックス 佐藤良助 京急クロスシートの系譜
ネコ・パブリッシング 私鉄の車輌 京浜急行電鉄
ネコ・パブリッシング 私鉄の車輌 京成電鉄
鉄道ピクトリアル 1985年12月号 東京都営地下鉄
鉄道ピクトリアル 2007年3月号 京成電鉄



おわり


 
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