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・車両 本線 6000系 東京メトロ6000系は1971年の霞ヶ関〜大手町間の開業時に投入された車両である。本線を走る6000系は第2次試作車と量産車で第1次試作車は北綾瀬支線で活躍しており、詳しくは北綾瀬支線の6000系項を参照。世界初のアルミ合金製車体を採用し、制御装置はサイリスタチョッパ制御を採用した。1968年〜1990年まで製造され、35編成350両が在籍している。また、近年は盛業装置のVVVFインバータ化や方向幕のLED化などの更新工事が行われているため、現在まで廃車は出ていない。製造時に掲げられた21世紀の電車そのままに現在も千代田線で主力として活躍している。JR常磐緩行線及び小田急線に乗り入れを行っているが、第2次試作である6011編成は小田急の保安装置、OM-ATSを搭載していない為、小田急線には乗り入れが出来ない。 06系 東京メトロ06系は1993年に千代田線の輸送力増強を目的として1編成が在籍している。あくまで輸送力増強の目的であり、6000系の置き換えではないのでこの1本のみの製造となっている。他の0シリーズと同じようにアルミ合金を車体に採用し、制御装置はVVVFインバータである。06系も6000系同様、JR常磐緩行線及び小田急線に乗り入れを行っている。 北綾瀬支線 5000系 ![]() 東京メトロ5000系は千代田線の開業した1969年から1981年までは本線で活躍していたが、東西線の10両化と6000系の製造により、3両編成の2本を北綾瀬線用とし、他を東西線に転属させた。東西線の5000系は2007年3月をもって終了しているが、綾瀬支線の5000系は現在も活躍中である。更新工事(ワンマン化・冷房化など)は行われているが、制御装置は当時のままの抵抗制御としている。 6000系 ![]() 東京メトロ6000系は本線項目で挙げた通りだが、こちらは第1次試作車を紹介する。第1次試作車はサイリスタチョッパ制御の実用化を目的とし、3連1本で登場した。各種の試験を行った後、1979年の北綾瀬〜綾瀬間の旅客化に合わせて5000系と同一の制御方式に改造し、営業運転を開始した。その後、更新工事を行い、製造から約40年経った今でも活躍している。又、本線の6000系と区別する為に6000‐(ハイホン)系と区別されている。 ※ 撮影できなかった為、本線の6000系の写真を使用しています。
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