←前のページへ次のページへ→




5. 鉄道模型

今回は二回目の登場となった16番(HOゲージ)のみで構成された線路、及び車両群は全て会員の私物である。近年の16番ゲージャーの少なさを反映したものとなった。しかし、スケールの大きさから車両数の割には様になった。
尚、停車場部分の線路配置を最大10両停車と設定した事により比較的長大編成の列車を停車できるようにした。また、停車場部分は全分岐器を両分岐電動方式とする事と改造した制御器を使用する事で、一個のコントロールボックスで二つの分岐器を同時に稼働(本来ならば倍数必要)できるようにし、ヒューマンエラーによる分岐器の転換ミスを防止し安全性と運転の効率化を実現している。




写真2  停車場の様子


運転車両は国鉄型を中心とした。FC(貨車)の両数が圧倒的に多くなってしまったのは私物故の結果である。その他にもDC(ディーゼルカー)やDL(ディーゼル機関車)の両数が多く、これらを中心とする運転とする事が多くなってしまい、なかなかバラエティーに富んだ形にはならなかった。
また、EL(電気機関車)は旧型電機機関車ということもあり、懐かしいという反応が出た。圧倒的に支持を集めたのは、キハ22形気動車であったことは、来場者の年齢層と出身地に深く関与していたものと思われる。




写真3  走行車両の一部(左からEF16、EF15、DD51)


圧倒的人気としてはロッド稼動のSLに集中したが両数が少なかった事が否めない。他にもキハ82系気動車も人気が高かった。



 
- 5 -
次のページへ→