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2006年青駿祭 活動報告

土木工学科 3年 清水 寛

1. 開催経緯

我がサークルはその行動を愛好会(船橋)と研究会(駿河台)とが一緒になって行動するというのが現在までの慣わしのようになっているが、之には諸事情があって一緒に開催していただけの事であって、本来ならばそれぞれが分かれて行動する事となっている。
しかしながら、本年度は研究会の人員が昨年度よりも更に減ってしまった事により健全なサークル活動を行う上でも駿河台でのパフォーマンス行動が必要だと感じていた。人数不足はサークル活動、運営の両方に負担を掛けてしまうので、今後のサークルの活動縮小に歯止めを掛けるという事でも一念発起した次第である。


2. 開催内容

基本的には鉄道模型の運転であるがスケールを船橋側とは違い16番(1/80)とし、時間を決めて運転車両に解説を付けて運転する事とした。それ以外はプロジェクターにスライドの投影、映像の映写を行った。常設展として、写真展を行った。



写真1  準備日の様子


3. 人員

過去最大となった船橋側の展示を行うので部員の人員を船橋側で相当数受け持つ為に駿河台側は常用人員3名。最大人数5名という少数での開催と為らざるを得なかった。特別ゲストとして、帝京大学の松戸大和氏にも来て頂き他校との交流、協力ができた事は実に大きな進化であると思う。氏にはこの場をお借りして御礼申し上げる。


4. 展示内容コンセプト

駿河台という立地から児童が来る可能性は極端に低いものと考えた結果、『大人の空間』としての内容を持たせる事とする一方、解説運転をする事によって近年の学園祭で見られる鉄研による見せるだけの運転をしないという方向性を持たせたかった。
どちらも通常の学園祭では見られない光景であることから、この領域に挑戦することは非常に有意義であると思った次第である。
模型に対する保全策としてレールの置いてある机と来場者側の座って頂く机との間を机一個分開けた事により児童の手の届かないようにする事とした。





 
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