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 フェリー乗り場の先に厳島神社の鳥居が見える。世界遺産、安芸の宮島は結構大きな島である。



写真7  フェリーと世界遺産


 フェリーの船上から鳥居を見ていると人が歩いている。どうやら、引潮時に当ったらしく、何と言う偶然だと発起人のK氏すら驚いていた。引潮ならと鳥居まで歩いてゆく。鳥居の第一印象はとにかく大きい事であるが、よく見るとこの鳥居は原木をそのまま使っている様で、近くによって見なければ分からないことである。



写真8  デカイ・・・・・


 世界遺産、厳島神社の本殿には流石に見る時間が無く、仕方なくそのままフェリーで退散する事となった。集合時間に間に合わないのはあまり宜しくない。
 宮島口駅にはキロポストが設置されていて、起点より327キロメートルを示している。山陽本線の起点は神戸駅であるから、東京からずいぶんと遠くまできたものだと感じてしまう。西の空は茜色になり始め、日の光は東のものよりも赤い感じがした。
 ここから103系で広島駅へ向かい全体集合、ホテルチェックイン、飲み会となった。



写真9  宮島口駅のキロポスト



4.2日目(9月11日)

 前日は、車中泊の疲れと酒のせいから爆睡状態。起こされるまで寝てしまった。午後1時から車庫見学なのでそれまでは各個人の自由行動となる。
 そこで私は呉線で活躍したC59型蒸気機関車を見学しようと広島市中心部の広島球場裏へやってきた。この地には、日本に3台しかないうちの1両であるC59 161号機が静態保存されている。山陽本線、呉線で活躍したパシフィック機である。



写真10  C59 161号機



 
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