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社会交通工学科 4年 渡辺 貴紀 |
昨年度の学部祭は船橋と駿河台で分かれての参加となった。ここでは船橋の様子を紹介する。 1.船橋で行った企画 例年Nゲージ鉄道模型とプラレールによる展示となっているが、2006年度はさらに会員によるフォトコンテストと来場者参加型の企画としてくじ引きを行った。以下に個々の展示について述べていく。 1−1.Nゲージ鉄道模型 鉄道模型ショーを抜く規模で毎年展示を行っているNゲージ。今回の目玉はたたみ2畳ほどの巨大な車庫である。前会長のK氏はじめ各会員の所有する車両が増えたために従来からある車庫では容量が不足し、ついに車庫の増設に至ったものである。これで200両以上は留置しておくことができるようになったが、それでも不足し、一部会員の車両がまったく走れない状況となってしまった。今年度も留置線を増強したが、本来必要なのは会員同士での調整ではないだろうか。 また、わずかな時間ではあるが今年も103系祭りが開かれ、現役の車両からすでに引退してしまった車両まで多くの103系が集結した。これは103系好きで有名なK氏の尽力によるものである。よく集めたものだ・・・。 さらに、昨年度と同じく夜間運転も行ったが、照明システムを組み込んだ車両が一部会員のものに限られていたこと、建物に一切照明が組み込まれていないなどの理由でイマイチな面もあった。今後に期待したいところである。 ![]() ずらりと並ぶ103系電車 1−2.プラレール OBのS氏と4年のM氏が中心となって展示を行ってきたプラレール。製品そのままの車両から塗り替えによって誕生した車両まで実にさまざまな車両が追い越し追い越されながら走行していた。2004年度の京成押上線八広駅風の待避駅、2005年度の青砥駅に引き続き、2006年度は2層構造の橋梁が出現した。一部会員から「立体駐車場のようだ」との声も聞かれたが、走行に耐えうるように作り上げてしまうその技術力には恐れ入る。 ![]() 名鉄ミュースカイもぐーるぐる 1−3.フォトコンテスト 初の試みとして誕生したフォトコンテスト。会員が各自テーマに沿った写真を持ち寄って展示を行い、来場者に投票をしてもらい1位と2位の作品は翌年のEXPRESS(つまり今号である)の表紙と裏表紙を飾る&hellipといった内容である。夏合宿のときの写真からフォトコンのために撮影した写真までさまざまな写真が展示され、かなり好評であった。詳細はこちらに譲る。 1−4.くじ引き これも初の試みである。かつてNRカルトクイズとして参加型の企画があったが、それ以来の企画である。景品は新京成電鉄のカレンダー、プラレール、Bトレインショーティーなど鉄道関係のものであった。1等が出なかった場合は企画者の買い取りという条件があり、企画したI氏をやきもきさせていたが無事1等当選者が現れ、景品は引き取られた。なお、ハズレの場合の景品はうまい棒であった。学部祭終了後に余ったうまい棒が会員によって消化されたのは言うまでもないことである。 さてさて、今年はどのような景品がどういった形で引き取られるのであろうか・・・? 2.総括 昨年度まで使用していた教室が使えなくなってしまったことにより、正門から最も遠い建物のしかも3階で展示を行ったが、昨年度とほぼ同じかそれ以上の来場者数を記録した。毎年必ず来場してくれるお客様もおり、うれしいことである。しかしその一方で、模型に触れたりするお客様がいらっしゃったのも事実であり、今後のセキュリティー管理の向上も望まれる。 |
おわり |
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