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模型試運転会報告

記事:社会交通工学科 2年 菊地信太郎
写真:NR会員全体



数年ぶりの復活
 とある某日の土曜日の午前。日本大学理工学部の一室で数年ぶりの模型試運転が行われた。
 模型試運転とはなにか?目的としては会員や部室に保管されているNゲージ(鉄道模型)の走行などの調子を見ることである。二つは部室で作成したレイアウトが接続できるか?である。
 1つ目はともかくとして2つ目は運転にとって死活問題である。接続できなければ運転ができないのだから。去年やその前の年では、学部際前日に接続用の線路が足りなくなるという事態が勃発している。このようなことを今年は未然に防ぐために開催したと気づいている会員は何人いるだろう。
 当日は、あいにく雨だったが午前9時には雨があがり、レイアウトが持ち運べる状況になった。が、9時に集まった人数が少なかったため、レイアウトを運び出すのに四苦八苦。時間が経つにつれて、会員がぞくぞくやってきたがよかったが、学部際準備当日は人海戦術で行いため、確実に集合して欲しい。かくして、教室にレイアウトが揃い、接続が開始された。

今後の課題
 接続の際、問題が起こった。地下線部分が接続できないと事態になった。さらに、今回試運転会が行われた部屋と同じサイズの部屋の場合の展示物の配置。そしてストラクチャーの充実。しかし、問題はこれだけなのだ。この問題がいかに解決されていたのかは、学部際で判明する。さらに今回のレイアウトの規模は7月の終わりに松屋銀座のTOMIXブースよりもでかい!
 本当に間に合うのか!?また来年に完成が延期されてしまうのか?賽は投げられた。


設置に動く会員達。全員一致団結。


運転会に集まった車両。ほとんどが名古屋周辺を走る車両。新たな企画が生まれる予感。


かつて常磐線を走っていた電車。2編成で30両!! 学部際で奔走する。


終わり
 
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