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春合宿・番外編メインの2日目

多度津工場を見学しよう
 翌日の行動は多度津工場を見学することである。ホテルを出発した時間は部屋ごとに違ったが、多度津駅集合時間は決めてあるので特に問題はなかった。宿から高松駅まで再び徒歩で移動。高松駅で特急の指定を取るつもりであったが、人が大勢並んでいた。これでは乗車する特急列車には絶対間に合わないのでやむをえず先に特急に乗車。
 特急列車に乗車後、検札にきた乗務員にグリーン紀行を見せればすべては解決。坂出もあっという間に通り過ぎ、宇多津に到着。すでに宇多津駅には先行した会員がおり、写真を撮っていた。写真を撮っている会員と別れ、先に多度津駅に到着。そこで参加会員と待ち合わせを行い、多度津工場へと向かうのであった。見学の内容は本編の部分で描かれている(たぶん)ので深くは語らないことにする。


多度津工場見学写真シリーズ 121系の解体検査



車体が持ち上げられ、車輪を安全第一押して移動している



車輪は完全に外に出され、他の場所で検査を受ける。車体は4本の黒と黄色のポール(?)で支えられ、検査を受ける。



振り子式車両の正体はこれだ!! このパーツが動くため車体が傾くのだ。しかもその角度は速度などで変化する。ハイテクだ!!!



特急と同じカラーリングが施された。だから「ミゼットしおかぜ」。エンジンはまだまだ元気。



多度津工場の目玉の車両の前で集合写真。 多度津工場の皆様どうもありがとうございました。

さらば四国!!〜夜雨の航海〜
 多度津工場の見学が終了した後、我々一向は松山に向かうことになっていた。しかし、特急列車にどの駅で乗るかという議題があがった。選択肢は宇多津で乗るか多度津で乗るかである。どうでもいいようなことであるが、四国のグリーン席が楽しめるのはこれが最後となるため、少しでも長く乗るため宇多津組に同行し、宇多津駅から特急に乗車。私以外にもバースデー切符を持った会員が同行しているが、3日間で1万円でなおかつグリーン紀行と同効果の効力を持っているのは実に羨ましい。皆さんも自分の誕生日の月に四国へ旅行にいけば購入することができます。もちろん同伴者用もあります。詳しくはJR四国のホームページやJR時刻表を参照してください。
 四国の特急列車のリニューアルされたグリーン車は本当に心地がいい。1両をリニューアルするにあたり3週間程かかると言う話を多度津工場で聞いたばかりなのでそのありがたみをひしひしと感じながら、松山へ。多度津組は前方の車両にいたため駅の改札口で合流した。松山駅を出たあと路面電車に乗り、参加会員全員で食事を取ることになっていた。食事後、私とマタローは松山には宿泊せず、そのまま九州へと向かうべく松山駅にタクシーで移動。路面電車の終電が速すぎる。郵便局だらけとぼやきながら、23時20分発の特急宇和海27号最終列車に乗車し、八幡浜にむかった。自分たちしかいない一号車指定席。内子線あたりで右も左も真っ暗な状態の所を駆け抜け、眠気と戦いながら八幡浜駅で下車。その後、タクシーでフェリー乗り場へと移動し、午前1時15分出航のフェリーで九州へと向かった。

 
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