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9/18(土) IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道・八戸線・三陸鉄道・山田線・岩泉線・東北本線 盛岡7:30→9:21八戸10:16→12:01久慈12:14―(北リアス線)→13:48宮古14:55→16:28岩泉17:20→18:12茂市18:31→20:41盛岡20:54→21:33花巻 ネットカフェでの仮眠の後、眠い目をこすりながらIGRの改札を入り、列車に乗り込んだ。好摩から先は初乗車である。この区間は新幹線開業の際に並行在来線としてJRから経営分離された区間だが、東北本線時代にも乗った事が無かった。目時から青森県に入り、会社名も青い森鉄道に変わる。ほとんど寝てしまっていたのが残念だが、たしかに特急が走らなくなると本当に需要が無くなってしまうような沿線だったと思う。 真新しい八戸駅に着き、次まで時間があるのでここで昼食を調達した。実はこの時後で乗る三陸鉄道北リアス線の列車内で料理が頼めるという事を知り、電話したのだが、予約が必要だったようで間に合わなかったのである。八戸線の気動車は、「うみねこ号」というジョイフルトレインの一種であった。当然リクライニングシートを備えており、思わぬ収穫を得た感じである。海沿いを走る区間もあり、また天気も良かったため景色も良好だった。角浜から再び岩手県に入り、八戸線の終点、久慈に到着。 八戸線と連続しているようだが、ここからは第三セクター三陸鉄道北リアス線である。普代までは国鉄時代に開業していたそうだ。旧鉄道建設公団が建設した割と新しい路線なので線形が良く、スピードが出る。八戸線とは打って変わってほとんどがトンネル、駅付近だけ外に出るといった具合なので、難工事で完成が遅れた事も頷ける。トンネルは半島の付け根を突っ切っているわけだが、これはリアス式海岸特有の地形ならではである。途中にあった高い鉄橋では景色を眺めるために減速したが、車両が傾いているようで少し恐かった。列車はお座敷車両「さんりくしおかぜ」を連結していて、別に指定席でもなんでもないので畳で足を伸ばす事ができた。ただ、料理が頼めなかったのは残念である。岩泉線が延びてくるはずだった小本を過ぎ、田老から再び国鉄時代から開業していた区間を経て漁業の町、宮古に着いた。 宮古はいかにも漁港という風情の町だったが、この日は祭りをやっているようで大変賑やかだった。1時間居るだけでも結構町の雰囲気は味わえるものである。 |
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