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信州ぶらり旅の報告
社会交通学  2年  冨尾 勝吾



 今年の夏休みは帰省先である長崎に帰省したが、途中中央、大糸、北陸(新潟県)、信越、篠ノ井各線乗り潰しを行うことにした。
  新宿を夜遅く発ち、ムーンライト信州で北アルプス方面に向かう計画である。


写真-1 8421M ムーンライト信州(183・189系) 新宿駅5番線

 新宿駅に23時35分、ムーンライト信州81号が入線。車内整備の後乗り込んだ。
 今回は松本市出身の一年生であるF澤君と待ち合わせたのである。
 充当されたのは、幕張電車区(千マリ)の波動用に使われているC1編成9両(6号車はグリーン車)である。この編成の制御電動車は松本区から転入したグレードアップ編成であったが、既に満席だったため、非グレードアップ車の4号車であった。
 あずさ、かいじ運用のE257系0番台の大量投入による183系列の撤退により、中間車のグレードアップ編成を中心に幕張区に転入、房総特急に組み込み、玉突きで余剰になったユニットとグレードアップ改造の先頭車を組成、新たにC編成を誕生させた。
 その中で、6号車は車掌室もあるが、かつて信州方面の特急の特徴である、ユニークな車内メロデイーが搭載されている。加山雄三の「ちょっとだけストレンジャー」、長野県歌の「信濃の国」などがあったが放送で聞くことは出来なった。
 それはさておき、ムーンライト信州は急行アルプスの流れを汲む列車である。
 臨時快速格下げの後も乗車率低迷が言われていたが実際乗ってみるとまあまあの乗車率だったと思う。


写真-2  車内の様子



 
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