←前のページへ | 次のページへ→ |
◆ 勾配線へ EH500での良好な性能は引き続き後継機へ受け継がれた。次に開発されたのはEF64型電気機関車の後継機として貨物列車の運用を行っているEH200型電気機関車である。 高崎線・岡部駅にて高崎機関区への岐路に就くEH200 1号機 ◆ 開発目的 現在、中央本線や篠ノ井線をはじめとする急勾配区間が連続する直流電化区間ではEF64型直流電機機関車が単機または重連で運用されており、その置き換えと重連運転解消を目的としている。 ◆ 特徴 EH500の性能を引き継いでいるが、特化したものは次の通り。 1.25‰の連続急勾配区間での1100t貨物牽引。 2.これまでの新型機関車との共通化による新製価格低減・保守低減。 この特徴に加え、専用ダクトによる機器冷却と低騒音対策も図られており、EH500をさらに洗練したということが伺える。 ◆ 愛称 EH500同様にEH200には「ECO−POWER Blue Thunder」という愛称が一般公募により募集され、命名された。 側面には、『Blue Thunder』と『JRF』のロゴマークが入っている。 ロゴマーク |
|
次のページへ→ |