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◆ おわりに
 JR貨物の新車投入計画では、平成17年度は老朽化した機関車の置き換えを促進する為、当初の計画より多い輌数となっている。
 平成17年度はEF210形式10両、EH500形式9両、EH200形式2両、EF510形式は1両、DF200形式4両の計26両を新製投入する計画である。
 ちなみに平成16年度新製車はEF210形式2両、EH200形式4両、EH500形式5両、EF510形式3両の計14両を投入して老朽化した機関車の取替用として新製している。

 今後数年は老朽化の著しい機関車の置換えを促進する為に新性能機関車の増備が続くと思われる。また、昨年にはEH500 27号機が関門トンネルを使用しての性能試験が実施されており、ここにEH500が配備されるならば、活躍の場所は更に広がるものとなる。

 日夜、刻々と変化する顧客ニーズに応える為に働き続ける機関車達。そして、JR貨物にエールを送りつつ、この文を閉めさせていただきたい。


 最期に、本記事を制作するにあたって資料等のご協力をして下さったJR貨物関東支社総務部の石坂様にこの場を借りてお礼申し上げたいと思う。



大宮駅停車中のEH200 2号機

参考文献

会社要覧(日本貨物鉄道株式会社)
JR貨物要覧(日本貨物鉄道株式会社)
鉄道ファン 2000年6月号(交友社)
鉄道ファン 2001年9月号(交友社)
鉄道ダイヤ情報 2004年8月号(交通新聞社)
Rail Magazine 2005年8月号(ネコ・パブリッシング社)



おわり
 
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