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2、シングル

 サンライズの中で最も個室数が多い。7両中4両+ノビノビ座席と同じ号車にあと2部屋ある。1階、2階、平屋がある。平屋の部屋は1階、2階に比べて天井が高い。しかし、1階、2階の部屋も天井の高さには余裕がある(私の体験では)。NHK放送のBGMが聞け(山間部は無理)、目覚し時計もある。特急料金+7,350円必要。



写真2 シングル(2階)

3、ソロ

 サンライズで唯一一般B寝台と同じ価格で乗車できる。室内に階段があったりして、シングルに比べ窮屈である。FM放送を聞くためにはイヤホンが必要となる。それ以外はシングルと同じ設備である。特急料金+6,300円必要でシングルより若干安い。

4、シングルツイン

 一人でも二人でも使える部屋で数室しかない。
一人で使うときは少し贅沢かもしれない。特急料金+9,170円(2人のときは2人で14,420円)必要。






            (右) 写真3 シングルツイン



5、サンライズツイン

 シングルのツイン版でシングルDXの下の階にある。特急料金+14,700円(2人合わせて)必要。2人連れのときはシングルツインよりサンライズツインがおすすめである。

6、シングルDX

 サンライズ唯一のA寝台である。室内は広々しており、椅子とテーブル、洗面台、テレビ(NHK BSのみ)が標準装備。アメニティーグッズが用意されている。シャワーが無料でA寝台専用のものが利用可能である。特急料金+13,350円必要。

7、ノビノビ座席

 サンライズの特徴として最も挙げられるのは、特急料金のみで利用できるノビノビ座席が存在することである。正式には座席ではなく、船のようなカーペット敷である。廊下とのカーテンは存在するが隣とのカーテンがない。盗難等には十分注意する必要がある。
 安いので人気がとても高い。東京発は即座に満席になる。特急料金+0円必要。






             (右) 写真4 ノビノビ座席




 車窓からは姫路を過ぎて明石海峡大橋が見えてきた。私は、そこから翌朝の藤沢通過までぐっすり寝てしまった。電車方式なので客車特有の発車時にガタンと揺れることがない。あと、途中の米原で(私は寝ていたが…)先に発車したあさかぜ号を追い越した。加速性能の良いサンライズが客車のあさかぜ号の前に出た。そこが電車の強みと言えよう。
 翌朝、7時08分、東京駅に到着した。よく眠れたのであっという間に着いた気がした。

- おわり -
 
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