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機械2年 今田 洋平 |
8月、私は帰省先の鹿児島から東京に戻る際に福岡、広島、岡山に立ち寄った。岡山から東京に帰るに当たって、予定では新幹線の最終を使う予定だったが、一か八か広島駅のみどりの窓口でサンライズの空席について尋ねてみたら、シングルとソロの空席があった。せっかくの機会だからシングルにした。 私は最初、サンライズ出雲の1階の予定だったが、その日は伯備線が大雨による土石流災害により大幅に遅れているとの情報が入った。そこで、みどりの窓口にサンライズ瀬戸の2階に席変してもらった。 22時10分ごろに私はホームに向かった。大勢の客がいた。22時17分、隣の15番線に寝台特急あさかぜ号が入線してきた。しかし、その列車には親子連れ4人だけが乗車した。それもA寝台の個室シングルDXだった。そして、定刻22時22分にサンライズ瀬戸が入線してきた。その4人を除き乗り込んで行った。サンライズに人気があるのはやはり綺麗な内装とプライバシー重視の時代の流れなのだろうか(ノビノビ座席は除く)。 発車は22時32分なので10分時間があった。停車中の車内放送によると「本日はサンライズ瀬戸単独での運行となります」とのことだ。後日、N君にそのことを話したら、単独運転は大変珍しいそうだ。 22時32分定刻に単独運転でサンライズ瀬戸は発車した。ここで、車内の設備等を紹介しよう。 1、車両について サンライズは285系と呼ばれており、581・583系以来の電車寝台である。全て直流区間のみなので直流電車である。JR西日本所属とJR東海所属(3000番台)があり、違いは車番の書式の違いだけである。だから、違いはないと言ってもよいだろう。VVVFインバーターによりMT比(電動車つまりモーター等がある車と付随車あるいは制御車つまりただのモーターのない車あるいは運転室のあるモーターなしの車の割合)を2:5とした。付随車はダブルデッカーにすることができた。制御車は平屋構造のソロとノビノビ座席となっている。室内の設計は大手住宅メーカーの積水ハウスが担当している。走行区間は、サンライズ瀬戸が東京~高松(多客期には松山まで延長)、サンライズ出雲が東京~出雲市(伯備線経由)、臨時のサンライズゆめが東京~広島(下り)・下関(上り)となっている。 |
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