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物理1年 齋藤 真太郎 |
1.はじめに 埼京線とは、山手線の大崎から山手貨物線、赤羽線、通勤新線(東北本線の別線)を 経由して、大宮に至る路線の愛称である。川越線はその大宮を起点として、川越を通 り高麗川に至る路線である。両線とも全線にわたって4扉通勤電車が走っている。ま た八高線は、中央線と接続する八王子から、拝島、高麗川を通り高崎線の倉賀野に至 る路線で、4扉通勤電車が走っているのは八王子〜高麗川間である。 運転系統上は実質川越が分断点になっており、大崎〜川越間では主に10両編成の電 車が走り、東京臨海高速鉄道への直通運転(新木場まで)も行われている。また川越〜 八王子間では主に4両編成の電車が走っている。一部川越以東への列車や、拝島から 青梅線を通って立川から中央線へ乗り入れる列車もある。 2.現在使用されている車両 埼京線・川越線・八高線で使用されている車両は、川越電車区に所属している。 *205系 1989年、緑色の帯を巻いた埼京・川越線用205系が登場。現在TcMM'MM'MM'T'T'Tc' の10連(6扉車組み込み)が18本([8]〜[24]・[31])、TcMM'TMM'TMM'Tc'の10連(6扉車な し)が14本([1]〜[7]・[25]〜[30]・[32])、TcMM'Tc'の4連が2本([81]・[82])在籍す る。 10連中の6扉車(サハ204)は山手線の205系に組み込まれていたものを転用したもの であり、1編成あたりに2両連結されている。現在10連の約半数に組み込まれており、 今後も山手線からの転用が進む予定である。山手線用と異なる点は、文字放送装置お よび文字放送アンテナの撤去、LED式の行先表示器の設置などである。これに伴って その他の4扉車両の行先表示器もLED化(前面・側面とも)が進んでいる。 このほか、京浜東北線、中央・総武線、山手線から10連まるごと転用された編成も ある。このうち山手線からの転用車は、扉の窓が小さいのが特徴である。 ![]() 登場から15年が経った埼京線205系。 武蔵浦和にて 2004-10-2 ![]() 4連の先頭車はオリジナル205系とは異なる顔を持つ。 川越付近にて 2004-10-2 |
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