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 運用範囲

現在、201系は中央線快速用の10連(6連+4連)、青梅線、五日市線の共通運用の6連と、青梅線専用の4連そして「四季彩」の4連1本である。
 四季彩4連については、休日に青梅線に顔を出し、平日は乗務員の訓練用となっている。車内は、片側は転換クロスシートに改装され、窓ガラスは固定式になっている。4連それぞれに、多摩川の清流と、春・夏・秋・冬と季節を表すイラストが描かれている最近は3号車にあった「ひまわり」が「れんげしょうま」に変更された。
 青梅・五日市線の専用編成は、正面に「青梅・五日市線」のステッカーが貼っている。この6連はパンタグラフがPS21形のままとなっているので、中央線高尾以西への乗り入れはできないこととなっている。
 中央線の編成については、一部が大月に乗り入れるためにパンタグラフがPS35C型に改造されている。これは積雪の際の集電障害の対策として施工されている。また中央線の4連は富士急行線にも乗り入れているほか、青梅行きの快速、青梅特快やホリデー快速おくたま号の運用にもついている。



開業60周年を迎える奥多摩駅

 文献
 鉄道ファン:2004年6月号、首都圏車両運用プロジェクト2、p112〜p116
 鉄道ファン:2004年9月号、汽車たび 企画 Vol.4(JR青梅線)p112〜p119
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