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〜 2011後期〜2012前期 NR重大ニュース 〜


 さて、読者の皆様お待ちかね(?) のこのコーナー。昨年に引き続き、NRでは今年も強烈な出来事が数多く発生した。 その中でも、特に多くの部員の心に残った10(番外を含めると11)のニュースについて解説していきたい。



第1位 水は有料ですか?

 第1位に輝いたのは、M氏がふいに発した思いもよらぬセリフ。

 春合宿2日目の夕食時、コースに付いていたごはんのおかわりが有料になることを店員より告げられた際、 何を思ったか、M氏が突然


「水(お冷のおかわり)は有料ですか?」


と店員に尋ねたのである。あまりの衝撃的かつ意図の汲み取れない質問に、周りにいた部員を大爆笑の渦に巻き込んだ。 店員は少々戸惑いつつもニコニコしながら「水はコンビニ以外無料ですョ」と答えていた。

 ちなみに、その後店主様のご好意により、何とごはんのおかわりもすべて無料にしていただけることになった! この場を借りて、改めて御礼を申し上げたい。




写真1 この日の夕食は青森県の郷土料理であった



第2位 最長片道切符乗車達成者登場!

 旅行研究会を兼部している旅行好きのD氏が、夏休みを利用してJR最長片道切符の旅に挑戦した!

 日本最北端の駅である稚内駅を出発し、大回りに大回りを重ねながら、 ゴールである肥前山口駅(長崎本線・佐世保線)までの全行程を無事に達成してみせたのである!

 編集部の方できっぷの経路をすべて路線図上で辿ってみたところ、数駅間というわずかな距離をかすめながらうまく一筆書きを貫き通しており、 一種の芸術作品のようにも感じられた。 特に、郡山→安積永盛(東北本線で1駅間)や高崎→倉賀野(高崎線で1駅間)を移動するために描いた大回りの経路の壮大さは、 その場にいた全員が息を飲むほどのものだった。

 最長片道切符の旅を終えたD氏は、その感想について、

「道中でいろんな人が話しかけてくれてとても楽しく、1ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまった。 もっと旅行したかった。」

とコメントした。 その一方で、旅を進めるにつれ心許なくなっていった所持金膨大な量の荷物など、 旅先で苦労した経験から、

「長い旅行は慣れないと大変だと思った。」

とも語っていた。


 余談だが、旅を終えた片道切符の券面は大量の下車印に埋め尽くされており、言葉では表現し難いほど異様な状態になっていた。




写真2 きっぷのルートを路線図上に描いたものの一部(クリックで拡大)



第3位 T氏、幼稚園児に集団リンチをくらう

 船橋市内の幼稚園においてミニ鉄道の運転会を実施した(詳細は第4位も参照されたい)日のこと。 のりばで子どもたちの誘導をしていたT氏が、ミニ鉄道を体感して興奮冷めやらぬ(?) 様子の男子園児数人に集団で殴る・蹴るなどの暴行を加えられていた。 幸いT氏自身に大きなケガはなかったようだが、 遊び盛りで元気いっぱいな子どもたちのパワーにただただ圧倒されるばかりの係員一同であった。



第4位 幼稚園児での出張運転

 今年の4月から6月にかけて、船橋市内の3の幼稚園で、当サークルのミニ鉄道の出張運転をさせていただくことになった。 大部分を自分たちの手で作ってきたミニ鉄道を見て、幼稚園の先生方から「すごいですねー!」とお褒めの言葉をいただく中、 子どもたちからは、「え〜?すごくないよ〜!」と、なかなかキビシイご意見。さらには、緑帯の205系を模した前面カバーを見て、 「山手線なのになんで1周してないの〜?」と指摘(運転会では環状運転をせず、1本の直線線路を往復していたのみ)し、 我々を閉口させたスルドイ幼稚園児も。きっと「自分たちはこれよりももっとスゴイものを作ってやる!」という、彼らの強い意志の表れなのだろう。 彼らの将来がとても楽しみである。



第5位 ミニ鉄道、B先生に合格をもらう

 2010年に当サークルが学部祭で出展した(そしてその半年後には粉々に大破した)300系新幹線を模したミニ鉄道車両の前面カバーを見て、 再提出を命じたB先生が、2011年の205系には何と合格点を下さった!B先生曰く、特に気に入った点は、 行き先表示が「大崎」になっていて珍しいと思ったところだったらしい。



写真3 205系をモチーフとした前面




写真4 (参考)300系新幹線を模した前面(後に粉砕)





 
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