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■春合宿■

精密機械工学科 2年 山口 俊也

1.概要

 今回は、九州(熊本)となった。見学場所は熊本電気鉄道の車庫である。
 合宿の日程は、

熊本泊(3/8)⇒車庫見学・熊本泊(3/9)⇒翌朝に現地解散

 だいたいこのような流れであった。



2.合宿3日前(3/5、木)

 合宿先までは毎年、各自の自由な方法で行くようになっている。新幹線を使えば当日に出発すれば集合時間までに間に合うのだが、比較的安い「青春18きっぷ」を使おうと思い、数日前に東京を旅立つことにした。
本来なら各駅停車を使ったとしても2日前の「ムーンライトながら」を使えば間に合うのだが、満席だったので仕方なく3日前の「ムーンライトながら」で出発した。
 まず、自宅の最寄り駅から中央線で東京駅に向かう。
 東京駅には早めに到着した。ホームに上がると「サンライズ出雲・瀬戸号」が出発するところだった。まだ「ムーンライトながら」までは1時間ある。駅で飯を買い、ホームのベンチで食べながら待つことにした。
数十分すると「ムーンライトながら」が入線してきた。折り返し運転なのですぐには乗車できない。
 しばらくするとドアが開き乗客は乗車した。実際に乗ってみるとリクライニングもでき快適だと思った。寝台車には以前にも乗車したことがあるが、夜行快速は初めてである。
 とりあえず、電車に乗り東京を出発した。しかし、時間がたつにつれ、体が痛くなり始めた。椅子に座った状態で長時間座りながら寝ることは人生初である。まさか、夜行快速がこんなに体力的に厳しいとは思わなかった。






3.合宿2日前(3/6、金)

 日付も変わり、しかも全然寝られずに名古屋に到着。後ろ3両は切り離しらしい。実際に乗っていた車両は最後尾車両。なので、前の車両に移動することを余儀なくされる。実際に移動すると前の車両は満席で座れず、大垣までしばらく立っていくことに。せっかくなので、最前部車両で前面展望を楽しんだ。





 大垣に着いた時には明るくなっていた。ここからは東海道線をひたすら西に向かう。
 まずは、京都で途中下車した。時間もあることなので金閣寺まで足を延ばしてみようと思った。バスに乗り早速、金閣寺に向け出発。しかし、意外に距離が遠く、時間がすごくかかってしまった。しかも土砂降りの雨だ。なので、大慌てで金閣寺を見学し、再びバスに乗り京都に戻った。なかなか雨の金閣寺も味があっていいと思った。
 ずいぶん金閣寺見学で時間を費やしてしまい、時間がなくなってしまったので、ここからは一気に西に進む。





 まずは新快速に乗り姫路まで移動。それがかなり速くて快適だった。席は補助椅子だけ空いていた。一番前の車輛の一番前にある補助椅子は前面展望もできる。なので、ずっとそこに座り前面展望した。あまりのスピードに驚きながらもあっという間に姫路に到着。
ここからは各駅停車しかない(岡山・広島付近は快速もあるが・・・)。なので、ひたすら乗り継ぎながら西へ。途中、相生、上郡で乗り換えてどんどん西に行く。上郡から乗った電車は三原行き。三原駅で乗り換える電車は岡山始発。なので、岡山から三原まではどの駅で乗り換えても同じ電車になるということである。なので、松永駅で乗り換えることにした。
 松永駅からは快速新山口行きに乗り、本日の宿泊地である広島に向かう。瀬野までは各駅なので、のんびり西に向かう。瀬野からは快速運転になるので通過駅もある。(とはいっても5駅だけだが・・・)なので、快速とは言い難い快速で広島に到着。ホテルに宿泊する。駅からは少々あるので地図を見ながらホテルに宿泊した。ちなみに一人でホテルに宿泊するのは人生初である。



4.合宿1日前

 今日は山口県の防府に宿泊する。なので、今日は非常にゆとりのある計画だ。
 まずは広島から電車に乗り岩国を目指した。岩国には日本三名橋と言われている錦帯橋がある。なので、バスを使い錦帯橋を目指した。








錦帯橋を渡り終えると100種類のアイスクリームを売っているアイスクリーム屋さんがあった。メニューを見ると「お茶漬け」「明太子」「わさび」「にんにく」「ねぎ」などと変わったメニューもある。なので、普段は食べられないようなアイスを食べようと思い、「ほうじ茶」「いちご大福」のアイスを買って食べた。ほうじ茶アイスはなかなかほうじ茶の香りがしてうまいし、いちご大福アイスはいちご大福のなかにあんこやいちごが入っていてすごく甘かった。暖かかったので二つも食べてしまった。





 岩国駅に戻り、次は秋芳洞も見に行こうと思った。バスは湯田温泉駅に行けば乗り継ぎがよい。なので、山陽本線で新山口まで行き、そこから山口線で湯田温泉を目指した。
 湯田温泉に着き、そこから秋芳洞へ行くバス停を探そうとした。しかし、いくら駅前を探してもバス停は見当たらなかった。なので、諦めて近くにある駅を何駅か降りつぶすことにした。





 まずは矢原駅へ。この駅は無人駅で田舎の雰囲気が満ち足りた駅である。次に電車に乗り山口に行った。
 駅前に秋芳洞へのバス停があった。わざわざ湯田温泉のわかりにくいバス停を探すより山口の駅前にあるバス停から乗った方が確実だったのである。しかし、普通電車の到着する数分前にバスが行ってしまうので途中のバスの経由地である湯田温泉から乗ろうとして失敗したのである。
 そのあとは特に意味はないが特急券と乗車券を購入し新山口までスーパーおきを利用した。

 まだ時間があったので近くにあった大道、四辻、福川、戸田の順で降りて行った。しかし、戸田駅で小さなハプニングが発生。電車が踏切支障で止まってしまった。だが、すぐに動き出したので十数分遅れの電車で徳山を目指し晩飯にした。駅前に吉野家があったので豚丼を食べた(おいおい・・・)。だが、店の雰囲気が東京の店と違ったのには驚いた。
 そのあとは櫛ヶ浜も降り宿泊先の防府を目指した。防府のホテルは駅前だった。





 
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