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東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線直通について

社会交通工学科 1年 杉山 正幸


概要

・南北線
2000年9月26日に目黒〜溜池山王間が開業(全線開業)し、それと同時に東急目黒線との相互直通運転を開始。そして2001年3月28日には新規開業した埼玉高速鉄道との相互直通運転も果たし、同日から武蔵小杉〜目黒〜赤羽岩淵〜浦和美園間で東急、東京メトロ、埼玉高速鉄道との相互直通運転をしている。都営地下鉄三田線との共通区間は目黒〜白金高輪間である。


・三田線
都営地下鉄三田線開業以前の計画では西高島平から東武東上線に直通する予定であったが、様々な理由から計画は実現しないまま終わってしまったが、その後2000年9月22日より東急3000系の三田線内限定運用が始まり、同月26日より東急目黒線との相互直通運転が始まった。




乗り入れ車両

・南北線、三田線共通
東急3000系は1999年4月に営団地下鉄(当時)南北線、都営地下鉄三田線との相互直通用に製造された車両で、東急電鉄の車両で初めてIGBT素子のVVVFインバーター制御を採用した車両である。


写真1:東急3000系



東急5080系は東急3000系のよりもコストダウンを図る目的で、2003年3月に登場した新型車両です。第三編成からフルカラーLED方式の行き先表示機を搭載しています。


写真2:東急5080系



・南北線
埼玉高速鉄道2000系は2000年に登場した車両で、埼玉高速鉄道2000系の2000は「2000年に登場した車両」という意味が込められています。また、2006年からは行き先案内機がないドア上に千鳥配置で液晶ディスプレイが順次搭載されています。


写真3:埼玉高速鉄道2000系



おわり


 
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