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疑心暗鬼の寝台特急 春合宿の目的地「四国」に向かうため、同窓会の会場があった最寄り駅の海浜幕張駅から東京駅に向かった。しかし、お酒が入っているからかテンションがハイになっていたのかもしれない。 東京駅のNEWDAYSで飲み物を購入し、サンライズ瀬戸・出雲号の入線を待つ。到着後、特急料金だけで乗れるノビノビ座席の指定席に着いた。ノビノビ座席は人気なのだろうか、あっという間に指定席のほとんどが人で埋ってしまった。出発後、EA31氏から連絡があった。どうやら夜行バスで高松に向かっているらしい。・・・・・鉄道ではないのか!!同じ公共交通機関でも渋滞などの不確実性要素がある方を選ぶとは・・・。 なんやそんや、すったもんだで進行中1つの問題が発生した。寝れないのである。お酒が入っているからか?いや違う。内的要因ではない!周りだ!外的要因だ! カイチョーを地獄の苦しみへと誘った次世代型寝台特急「サンライズエクスプレス」 四国到着・グリーン浪漫譚 なんやかんやで高松駅に到着直後、逃げるようにしてみどりの窓口へ。 高松に到着〜。朝の空はサンライズ? 四国の特急のひとつ「いしづち」 「いしづち」8号車入り口。入り口にも木がふんだんに使われていることがわかる。 はっ!!眠ってしまった。あ、でもサンライズに乗ってたときよりも居心地がいいからいいか。夜の電車はリクライリングシートか寝台じゃないとね。松山到着後すぐさま同じホームの宇和島よりにある宇和海に乗り換え。グリーン席は一番後ろにあるから走るハメに・・ここからは電車ではなくディーゼル(気動車)に変わる。どこかで見たような野球場の近くを通過し、内子線を猛スピードで走破する。驚いたのは八幡浜に着いたときであった。浜という文字があるのだから、海の近くだと思えば、駅があったのは山の付近であったこと後にわかったが、少し海から離れた所に駅があったのだ。宇和島に着くころには雨も止み、青空が見え始めた。 松山駅に着き、すぐさま予土線に乗り換える。ここから窪川までは普通列車しかないのである。つまり、のんびり車窓が楽しめるのである。北宇和島までは予讃線と同じ所を通り、北宇和島を出ると予讃線と大きくふた手に別れ高知県へと進む。しかし、長い北宇和島と務田の間は営業キロ6.3qもあり、山間をジグザクに上って行く。トンネルを抜けると水田や畑が見えその端っこに駅があった。予土線はしまんとグリーンラインという別称があり、その名に恥じぬ通り、四万十川にそって高知県の窪川へ進む山を越え、川を幾度となく渡り、トンネルをくぐりやっと若井に到着。 川と山の間を進む 山を抜けると人々の暮らしが伺える村が見えてくる。 川の増水時には沈む橋。だから沈み橋。 四万十情景シリーズ最終図、電車は川沿いをひたすら進む 大雨の爪痕・グリーン車なし・夕暮れの瀬戸大橋 宇和島から乗ってきたのはこの1両編成 何故、グリーン車にこだわるのか?と言う疑問があるかも知れないので、ここで解説をしておこう。ズバリ!この状況では持っている乗車券・四国グリーン紀行が関係している。このフリー切符は特急の席を取るときはグリーン車>指定席>自由席の順に優先されるからである。 話を戻して、グリーン車は高知駅にて接続されるらしい。しかし、この特急では高知駅までしか乗らないので、あまり雨の影響はなかったが、1つだけを除いて。指定席券に表示されている号車番号と違う号車番号に乗るハメになってしまった。高知駅到着後駅前をブラブラと散歩して、30分くらいで再び駅に戻って来た。駅で特急の席を取り、アイスクリンを買って乗車。 まだ、大雨の影響があるらしく、大歩危あたりまで、徐行運転や信号待ちが度々発生し、かなりのタイムロスになった。だが、大歩危からは速度をあげ、自慢の自動振り子式制御による高速運転をみせてくれた。琴平を通り、宇多津から再び瀬戸大橋に入り、児島駅に向かう。児島駅に着いたときに遅れはだいぶ回復し、こちらの影響はマリンライナーを一本待つ程度に収まった。 しかし、マリンライナー1本と言っても電車が来るのは約30分間隔。 待っている時の一枚。113系のトップナンバー。 とある物に似ていると言う疑惑が出て来る車両 |
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