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つくばエクスプレス TX-1000系、TX-2000系
社会交通工学科  1年  矢口 俊輔



 今年8月24日秋葉原―つくば間のつくばエクスプレス(正式名称は首都圏新都市鉄道)が全線開業した。去年1月の横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜〜元町・中華街)開業以来の関東私鉄の新線開業とあって、〈br〉当日は大勢の鉄道ファンなどが詰め掛けた。
 つくばエクスプレスはつくば近郊にある地磁気研究所のため全線の直流電化ができず、秋葉原−守谷間は直流区間、守谷−つくば間は交流区間となっている。運用される車両はTX−1000系(以下1000系)、TX−2000系(以下2000系)の2種類。直流車の1000系は秋葉原−守谷間の直流区間で、交直流車の2000系は秋葉原―つくば間の全線で運用されている。


交直流車TX−2000系


直流車TX−1000系

 1000系と2000系は同じ顔をしているので、一見区別が付きにくそうだが、先頭車前面と車両側面の車号表示を見れば区別できる(上の写真では小さくて見えにくいが1000系は赤地に灰色文字、2000系は紺色に白色文字)。車内設備に関して1000系はオールロングシートだが、2000系は中間2両がセミクロスシートとなっている。



 
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