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9/8(木)<夏合宿3日目最終日> とうとう夏合宿の最終日を迎えた。私はこの日も18切符を使用してムーンライトながらの始発駅である大垣へ向かったが、他のサークル仲間のほとんどは、この日の特急出雲で東京方面に帰るということだった。 この日の早朝、9時29分の出雲市駅の出発までまだ時間があるので、私は電鉄出雲市駅から一畑電鉄に乗り、出雲大社へと向かった。7時29分発の通勤特急スーパーライナー松江しんじ湖温泉行き(3000系)に乗り、川跡で始発の普通出雲大社前行き(2100系)に乗り換え7時50分に出雲大社前駅に到着した。一畑電鉄の3000系は元南海21000系として、2100系は元京王5000系としてかつて使われていた車両であった。 ![]() 出雲大社前駅の折り返しの発車時刻は8時45分だったので、約1時間の間に出雲大社に参拝をして、発車時刻を待った。 出雲大社前駅8時45分発の普通川跡行き(2100系)に乗り、川跡で普通電鉄出雲市行き(3000系)に乗り換えて、9時7分に電鉄出雲市駅に到着した。 この後から18切符の4回目がスタートである。私は一旦ホテルに荷物を取りに戻り、サークルの仲間に別れを告げて、9時29分発の普通米子行き(115系)に飛び乗った。電車は宍道湖沿いを走り、10時41分に米子に到着した。米子で駅弁を購入し、再び米子駅10時51分発の快速とっとりライナー鳥取行き(キハ125系)に乗り換えた。 列車はいくつかの駅を通過し、12時22分に鳥取駅に到着した。鳥取駅では1分の乗換えで山陰本線の普通浜坂行きに乗車。キハ121系の単独1両での運転であった。 浜坂に13時5分に到着し、13時17分発の普通豊岡行き(キハ47系)に乗り換えた。車内の乗客を見渡すとカメラを手にした人がたくさん。それもそのはず浜坂から2つ目の駅が鉄道ファンの中でも名高い餘部鉄橋の最寄り駅の餘部駅。カメラを持った人達のほとんどが餘部駅で降りて行った。私は今回の旅行で餘部鉄橋を列車で通りたいと思っていたので帰りにこの鉄橋を通るルートを選んだ。餘部駅を出発後、餘部鉄橋を通過。この日はとても天気がよく、列車からの眺めは最高であった。走行するうちに列車は14時28分に豊岡駅に到着。15時7分発の普通福知山行き(113系)に乗り換えた。この113系は一見変わった103系顔で、サークル部員の中では病気顔と呼ぶ人もいた。 ![]() この電車に乗り、私は播但線の始発駅である、和田山駅へと向かった。本来は合宿の初日に播但線に乗るつもりであったが、台風14号の接近に伴いルートを変更したので、帰りに姫路経由のルートを選んだのだ。 和田山に15時41分に到着し、15時56分発の普通寺前行き(キハ40系)に乗り換えた。播但線は、和田山〜寺前間は非電化区間で、寺前〜姫路間が電化区間であった。非電化区間である和田山〜寺前間は1駅間がとても長く感じた。 寺前に16時44分に到着し、16時51分発の普通姫路行き(103系)へ乗り換えた。寺前から先は、駅数は多いものの1駅間の時間はとても短かった。 ![]() 西日本の103系は、東日本の103系と比べると、よりリニューアルされていてすごく新しく感じた。103系での旅を楽しんでいるうちに終点の姫路駅に17時29分に到着した。 姫路から17時46分発の新快速野洲行き(223系)に乗り換え、5日に乗れなかった福知山線に乗るために尼崎へと向かった。尼崎に18時39分に到着し、18時42分発の快速篠山口行き(207系)に乗り変え、次の停車駅である伊丹へ向かった。脱線事故があった現場を通過し18時49分に伊丹に到着。折り返し18時53分発の快速大阪行きを待った。本来は5日にこの快速大阪行きに乗るはずであった。案内表示を見るとこの電車は4両編成。何系が来るのだろうと待っていたら、入線してきたのが日根野電車区の113系であった。どうやらATS-Pがあるという理由で福知山線にいたそうだが、福知山線で走るのも10月までだそうで、ある意味貴重な電車に乗ることができ、終点の大阪に19時6分に到着した。 ![]() 大阪から各駅停車京都行き(201系)に乗り込み、京都へ向かった。途中で新快速に抜かされ、その時に新快速の速さを実感した。 京都に19時50分頃に到着した。ここから後は、21時29分発の新快速長浜行きに乗れればいいので、その間に夕食をとったり、電車の写真を撮影したりして時間を過ごした。やがて時間は刻々と過ぎ、21時29分発の新快速長浜行き(223系)に乗車し、米原へ向かった。 22時21分に米原駅に到着し、22時33分発の普通大垣行き(313系)に乗り換えた。ここから先はJR東海区間である。もうすぐ18切符の旅もおしまいだと思いながら、23時4分に大垣駅に到着し、23時19分発の快速ムーンライトながら東京行き(373系)の入線を待った。 この日のムーンライトながらは満席であることを知り、自分の席に座るがまだ乗っている人は少ない。定刻通りに発車し穂積、岐阜の順に停車をしていくが、まだあまり乗客はいない。車内で9日の分の18切符と共に指定券の検札を済ませ、やがて名古屋に到着。名古屋と金山で一気に客が乗ってきてすぐに座席は満席となった。しかし、車内を見渡すと指定券を持ってない客まで現れ始め、なんと通路に寝始める客までいた。やっと落ち着いたので、シートを倒し、いつしか眠りについていた。 ![]() 9/9(金) 前日の疲れがたまっていたためかぐっすり眠り、気がついたら横浜駅到着の車掌の放送をしている時の午前4時10分であった。このまま横浜で下車しても良かったのだが、S鉄線の始発まで1時間10分もあるので、そのままムーンライトながらに乗車し新橋まで行きそこで折り返し、京浜東北線の大船行き(209系)に乗り換え、5時19分に横浜駅に到着し、今回の青春18切符の最後の1枚分の旅及び2005年度の夏合宿は無事に終了したのであった。 |
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おわり |
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