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2004年度習志野祭報告
社会交通工学科2年 渡辺貴紀



 2004年度の学部祭は10月30日から11月1日までの3日間開催された。2002年度より前駿河台(鉄道研究会)会長鈴木氏の指導のもとプラレールも登場し、主な来場者であるお子様たちに大好評である。ただ、今年度でプラレール担当の鈴木氏、松田氏ともに卒業を迎えてしまうため、来年度以降の存続が危ぶまれる。
 またNゲージも2003年度のお座敷レイアウトから一変し、一部ながらジオラマを復活した。会員による持ち込みではあるのだが、寝台特急や新幹線が長編成で走行するなど、こちらも注目される…はずであったがプラレールのあまりの巨大さと普段なじみのない車両の多さからか、お客様の関心がプラレールに傾いていたのは仕方のないところであった。地元の新京成や東葉高速があると少しは変わるのかもしれないが、製品化されていないものなのでこれは致し方のないことである。
 Nゲージにはバンダイから発売されているBトレインも参加したが車両の小ささもあってかあまり注目を浴びなかった。


1.プラレール

 開業2年目を迎えたNRプラレールであるが、昨年度に引き続き最短3秒間隔での走行を実現するなど圧倒的な車両数に来場者の皆様も驚いていた。


Nゲージと交差するプラレール。教室の狭さから生まれた苦肉の策


 写真では実感がわかないだろうが、3秒間隔で走るプラレールは思ったより運転間隔が短く感じられるものである。電池の残量や個々の製品のクセなどで速度が異なるために3か所の待避駅を設けていたがそれでも足りず、2日目になってさらに1か所増設をした。


とにかく長いレイアウト。右手のオレンジ色の橋も実は信号所



 
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