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山手線(東京車両センター)の車両について
社会交通1年 秋山 智



写真1 ・ 山手線205系

1・205系

 山手線では、205系とE231系500番台が走っている。山手線の車両については、戦後使われていた73系の車両が昭和38年までに101系に置き換えられたが、昭和44年頃までにはすべて103系化された。その後、昭和60年頃から写真1の205系が導入されはじめ、昭和63年には103系が205系に全車入れ替わった。平成3年12月には、それまで10両編成だった山手線に6扉車が全編成に1両追加され11両編成の運転が開始された。昭和63年から205系が全てを占めていた山手線は、当時は全部で第60編成までいたが、E231系500番台が導入されたことにより横浜線や埼京線等にこの205系が随時移っているため、205系の数が次第に減ってきており、今では全部で約20編成にまで減った。今現在では約4割が205系として運用している。205系の山手線の10号車には6扉車が連結され、午前10時から座席が使用できるが、その車両の室内には液晶テレビが十数台つけられ、終日文字放送が放映されている。撮影した列車は第53編成であるが、この列車を撮った後に第1編成にも遭遇しました。この列車の窓はまだ初期のままで、サッシ窓である(写真2)。205系の第1編成から第4編成までが初期の車両で、今でも活躍している。




写真2 ・ 山手線205系初期車(モハ205-1)

 
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