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 2-3 プラレール改造車紹介


2003年に登場したプラレール改造車。何を何に改造したか分かるかな?

 Nゲージと同じく、プラレールも色などを変えれば他の車両になる。2003年には6編成の改造車が登場、お客様から「これってお店で売っているんですか?」(売ってませんよ)や、「すごいねぇ」と好評だった。このページでは、それら6編成を詳しく紹介する。


京急600形  元・都営三田線6300形  制作・鈴木

 限定発売された営団(現 東京メトロ)9000形+都営6300形+東急3000系の型を使い、京急線で活躍する600形に塗り替えた、鈴木さんの最初の作品。感想を聞くと、塗りなおしたいとのことだ。ちなみに、プラレール京急600形(市販)は京急限定で発売されたことがあったが、それもあまり似ていないらしい。


京成3150形  元・JR165系急行電車  制作・鈴木

 おなじみの急行形165系を京成色に塗った作品。前面が似てて、なかなかいい。ちなみに、本物の京成3150形は全車廃車してしまっていて、残っているドア片開きの京成電車は3295〜3298の4両のみとなる。


東武30000系  元・JR九州813系  制作・鈴木

 赤が印象のJR九州で活躍する813系を、地下鉄半蔵門線・東急田園都市線に乗り入れる東武30000系に塗り替えた作品。813系は「僕の街の電車セット九州」(現在販売終了)にあった車両で、前面貫通・屋根の形が特徴だ。ちなみに、これと次の10000系は、お客様があまり分からず、説明するのに苦労した苦い思い出がある(笑)。


東武10000系  元・JR四国6000系  制作・鈴木

 JR四国で活躍する6000系を、東武伊勢崎線などで活躍する10000系に塗り替えた作品。6000系は「僕の街の電車セット四国」(現在販売終了)にあった車両で、最もオーソドックスな形をしていて、いろいろな車両に改造が可能である。筆者もこれを1つ買い、何かに改造しようと現在準備中である。


JR205系京葉線  元・JR205系山手線 制作・松田

 実際に山手線から京葉線に塗り替えられた車両があったので(EXPRESS29 P37参照)、プラレールでも全く同様なことをしてみた作品。帯を塗り替えるだけだったので、かなり簡単に出来た。現在山手線205系は様々な線区に転属している(特集参照)。今度は武蔵野線・南武線色とかも作ろうかな・・・(笑)。


京成AE100形 元・東武スペーシア100系 制作・鈴木

 東武で活躍する特急・スペーシアを、京成で活躍するスカイライナーに塗り替えた作品。形も似ていたので、お客様もすぐわかったようだ。また、地元車両ということもあり、改造車の中では1番人気であった。

 来年は、今回の反省を生かし、地元で走る車両を主に改造して作っていくことにしている。次回までにいくつの電車が出来ているだろうか・・・。すごく楽しみである。
 
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