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〜 体力の限界に挑戦! 〜

社会交通工学科3年 9037番 小倉 孝幸

1.概要

 陸上交通、つまり電車とバスである。この2つ乗り物を十分に活用し、どこからどこまでどのくらいの時間乗っていられるかを指す。これをT&B(Train and Bus)という。



2.ルール

・乗り継ぎは60分以内とする。ただし、例外は以下のとおりである。
 1)次に乗る列車・バスが遅延してしまい60分以上開いてしまったとき。
 2)前に乗った列車・バスが早着してしまい60分以上開いてしまったとき。
 3)終電後を除くいずれの方向も乗り継ぎ時間が60分以上あるとき。
・日数・金額の制限はなし。
 これは作成者のルールであってこのルールに従わなくてはならないというわけではない。よって、自分流のアレンジを加えて挑戦してもよい。
 例)朝食・昼食・夕食をとるときは乗り継ぎ制限時間を60分から90分に延ばす。
 例)7日以内、10万円以内に抑える。



3.挑戦結果

 ●挑戦日:2011年8月6日〜7日(夏合宿前日〜1日目)
 挑戦結果とともに、撮影した写真を掲載する。

<8月6日>
04:58 成田 → JR成田線 → 千葉 05:26




写真1 JR成田線 成田駅 駅名標



05:36 千葉 → JR総武本線(快速) → 錦糸町 06:06

06:18 錦糸町 → JR総武本線(各駅停車) → 御茶ノ水 06:27

06:34 御茶ノ水 → JR中央本線(中央特快) → 高尾 07:31




写真2 JR東日本 E233系 各駅停車 高尾行き



07:46 高尾 → JR中央本線・富士急行線 → 河口湖 09:33




写真3 富士急行線 河口湖駅 駅舎上部



09:48 河口湖 → 富士急行線 → 富士山 09:54

10:13 富士山 → 富士急行線(フジサン特急) → 大月 10:49

10:57 大月 → JR中央本線 → 高尾 11:38




写真4 富士急行線 富士山駅 駅名標



11:42 高尾 → JR中央本線(快速) → 八王子 11:48

12:08 八王子 → JR八高線・JR川越線 → 川越 13:22

13:30 川越 → 東武鉄道東上線(急行) → 坂戸 13:43

13:54 坂戸 → 東武鉄道越生線 → 越生 14:13

14:47 越生 → JR八高線 → 高麗川 14:58

15:26 高麗川 → JR八高線 → 八王子 16:11

16:20 八王子 → JR横浜線 → 橋本 16:31

16:50 橋本 → JR相模線 → 海老名 17:19

17:29 海老名 → 相模鉄道本線(急行) → 二俣川 17:50

17:58 二俣川 → 相模鉄道いずみ野線 → 湘南台 18:15

18:19 湘南台 → 小田急電鉄江ノ島線 → 藤沢 18:29

18:35 藤沢 → JR東海道本線 → 大船 18:41

18:45 大船 → 湘南モノレール → 湘南江ノ島 18:59

19:04 湘南江ノ島 → 湘南モノレール → 大船 19:18

19:29 大船 → JR東海道本線 → 東京 20:10

20:40 東京駅八重洲南口 → 夜行バス(京浜吉備ドリーム) → 7日へ続く


<8月7日>
6日から → 夜行バス(京浜吉備ドリーム) → 岡山駅西口 07:20

07:35 岡山 → JR山陽本線 → 糸崎 09:02

09:03 糸崎 → JR山陽本線 → 岩国 11:19

11:44 岩国 → JR山陽本線 → 徳山 13:01




写真5 JR西日本 115系(黄一色)



13:12 徳山 → JR山陽本線 → 新山口 13:55




写真6 JR山陽本線 新山口駅 駅名標



 記録 32時間57分

4.挑戦を終えて

 越生、高麗川の2駅では猛暑の中列車を待った。夜行バスも4列シートの狭い座席だったため体力の回復も十分に行えなかった。しかし32時間57分という記録に甘んじてはいられない。35時間、40時間、45時間、48時間(=丸2日)と記録を伸ばしていかなくてはならない。 また、挑戦者を募って他人と競争するのも面白い。
 乗り継ぎ時間を利用して栄養補給、水分補給を怠ってはいけない。怠ると夏は熱中症による死、冬は凍死してしまうことも起こりうる。まさにこれは命がけの挑戦、「男の挑戦」ともいえる。複数人で同一行程による挑戦の場合は自分だけではなく他人のコンディションにも気を配る必要がある。
 ここでは述べることはできなかったが、夏合宿解散後は門司港〜成田(うちバスは岡山〜新宿)を31時間35分の時間を要した。合宿後の休養には3日かけた。
 最後に、無謀な計画での挑戦、体調不良時の挑戦、体力に自信のない人の挑戦、安易な気持ちでの挑戦は危険なので絶対にしないでほしい。コンディションを整えて計画を練って挑んでほしい。
 新たなる挑戦者を待っている。


 
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