←前のページへ次のページへ→
〜 モノサク 〜

社会交通工学科3年 9001番 相場 智博





写真1 亀崎踏切を走行する209系



 この記事をご覧になっている鉄チャンの皆さんなら、誰もがご存じであろうこの“モノサク”。 物井〜佐倉間にある、ごく普通の踏切であるが、程良い曲線が絶妙なアングルを生み出す。 鉄チャンに人気があるのはこの点である。
 また辺り一面が田園地帯であるため、各々が好きな位置からお気に入りのアングルから撮影できるのもモノサクの魅力である。 残念ながら自分は三脚を構えて撮る鉄チャンの横で、デジカメを構えて線路脇で撮影するのが限界だったが、一眼レフで撮影するとモノサクの良さが引き出せるのかもしれない。

 当然、今回の目的は、8月の末に引退する113系の撮影である。この路線はNEXを初め、様々な車両がかなりのスピードで通過していくので、撮影してても飽きがこない。113系が来るまでしばらく待ったが、その間に撮影した写真が写真2・3である。



写真2 E259系 成田エクスプレス







写真3 E217系



 ついに待望の113系。




写真4 113系





写真5 113系



 自分が足を運んだ午後3時には既に多くの鉄チャンがカメラを構えていたのは言うまでもない。 ざっと20人くらいだろうか。お盆と重なり遠方から来た鉄チャンもいた。
 今回、隣で撮影していたの方は神奈川県から来たと聞き、自分は驚いていたが、中には113系のヘッドマークを撮影するために、わざわざ関西の方から来た鉄チャンもいるとかいないとか。川崎ナンバーのプリウスや練馬ナンバーのランエボなども走っていたので様々な所から駆け付けているのがよくわかる。 個人的には農道をランエボが走っているのがとても違和感を感じた(笑)
 また、各々携帯や時刻表やiphoneで運用を調べるのに必死になっている姿がとても印象的だった。

 ちなみにこの踏切の近くには、県内最古の鉄道遺構「亀崎橋台跡」がある。写真を撮った後に足を運んでみてはいかがだろうか。




写真6 亀崎橋台跡





写真7 亀崎橋台跡





- 36 -
次のページへ→