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精密機械工学科3年 8167番 山口 俊也 |
1.概要 今年の合宿は、大阪(神戸・奈良)方面となった。今回は、いろいろな観光や鉄道の見学も予定に組み込んであり、 盛りだくさんの内容だった。例年なら家を出てから帰るまでを書いているのだが、 内容が盛りだくさんで全部書ききれないため、合宿の集合から解散までをお伝えしたいと思う。 2.合宿1日目 一日目は、神戸空港集合ということだったので、神戸空港に向かった。東海道線をひたすら西に行き、途中から近鉄に乗り換え、 大和八木駅から「スルッとKANSAI 3day チケット」を使った。 さて、神戸空港では、屋上の展望台に集合ということで、展望台へ向かった。気温が低く、非常に寒かった。 すぐ近くに見える山の山頂には雪が積もっていた。 (写真1 神戸空港・展望デッキにて) 梅田駅からは地下鉄で天王寺駅へ。ここで、ハプニング発生! 梅田駅から天王寺駅に向かう手段は、御堂筋線と谷町線の2ルートある。御堂筋線の改札に入ったところで、 副会長の方から間違えたとの一言が・・・。天王寺駅は、御堂筋線ホームからだと宿泊するホテルが遠いようなので、 谷町線に乗るはずであった。フリー切符である「スルッとKANSAI 3day チケット」を使用している部員はいいのであるが、 ICOCAで入場してしまった部員は、駅員さんに事情を説明するなどの困惑があった。 というわけで、谷町線ホームへ向かった。次こそ改札に入ろうと思った時、また副会長の方から「間違えた」の一言が…。 今度は、谷町線の天王寺方面と反対方面行きの改札口であった。なんと、2度も改札口を間違えてしまったのである。 合宿初日にもかかわらず、先行きが不安である…。 一日目の夕食は、また地下鉄に乗って道頓堀方面へ。私は、何人かの部員と一緒に食べ放題のお店へ行った。 ここで、サークルNo.1の胃袋を持つK氏がミックスジュースのLサイズを注文。しかし、 運ばれてきたグラスは想像をはるかに超える大きさのグラスだった。私もなぜか同じものを注文してしまい、 食後に吐き気に襲われたのは言うまでも無い。 食事後、道頓堀へ向かい、グリコの看板の大きさやドン・キホーテの大きな観覧車に一同圧倒した。 (写真2 グリコの看板) (写真3 ドン・キホーテの観覧車) その後、南海の難波駅へ向かい、終電間近にひっきりなしにやって来る通勤電車や、 南海に乗り入れてくる泉北高速鉄道の写真を撮ったり、発車の音を録るなど、思い思いに過ごした。 帰りは、南海に一駅乗り、新今宮駅から地下鉄で帰ることになった。部員一人がトイレに置いてかれるというハプニングもあったが、無事1日目は終了した。 3.合宿2日目(3月11日) この日は、午前中は自由行動だったので、省略させていただく。 午後になり、集合時間となった。しかし、部員が2人足りない。集合場所の鳥居前駅は、近鉄の生駒駅のすぐ近くにあるのだが、 その部員は生駒駅の改札口に切符を詰まらせてしまったようである。近鉄では、切符が詰まることはほとんど無いらしく、 駅員さんが改札口から切符を取り出す方法がわからなかったので、時間がかかってしまったようである。 取り出すのに15分くらいかかったとその部員は言っていた。 さて、みんなそろってケーブルカーに乗り込む。ケーブルカーはずいぶん派手なデザインである。 (写真4 生駒ケーブル) ここでまたまた、ハプニング発生!いきなり運転士さんがマイクで 「後ろのカーテン閉めないでください(怒)」 後ろを見たら、ある部員が後ろの遮光カーテンを下ろして遊んでいるではないか。これには運転士さんも相当参っていた。 さて、ケーブルカーで山頂まで登り、帰りのケーブルカーはなんと40分後。そこで、 途中にいくつもの停車駅があるケーブルカーなので、何人かは分かれ、途中の駅で合流することに。 途中駅に行くには、ケーブルカーのすぐ横にある登山道を降りていくわけである。しかし、駅はとてもわかりにくいところにある。 迷ったら引き返そうという条件で途中の駅まで歩いた。 一つ目の霞ヶ丘駅は、秘境駅でほとんど利用客がいない駅。 場所も、登山道から途中で曲がらなければならなく、分かり難かったが、 一つ目の霞ヶ丘駅に着いた。 しかし、電車までまだ15分以上残っているので、 隣の梅屋敷駅まで歩くことに。梅屋敷駅はわかりやすく、登山道から見える場所にあった。この時点で電車の到着5分前。 ちょうどよい時間であった。ここで、一同と合流し、鳥居前駅を目指した。 (写真5 生駒ケーブル・生駒山上駅にて) 鳥居前駅から近鉄の生駒駅に行き、そこから近鉄で石切駅の廃線を見に行った。 この廃線は、新しいトンネルができる前までは、実際に使われていたようである。 普通なら、廃線は一般の人は入れないのだが、この駅はホーム上(というかすぐ脇)に神社があるため、 その神社に行く人のために入れるようになっている。なので、ホーム上で記念撮影(写真12)。 (写真6 旧孔舎衛坂駅にて) 次に、奈良の大仏様を見に東大寺へ。東大寺には行った事が無い部員が多かったので、 今回の合宿の見学先に入ったのである。あの大仏様を見ることができるということで、楽しみにしていた部員も多かったようである。 (写真7 東大寺) (写真8 奈良の大仏) 大仏殿では、柱に大仏様のお鼻の穴の大きさとほぼ同じ大きさの穴が空いているのだが、この穴を通ると頭が良くなると言われている。 さすがに大学生が入るのは大変な大きさ。そこに、部員の中で一番体が大きいK氏を投入。最後は前から引っ張ったり、 後ろから押したりで、何とか無理矢理通した。近くで見ていた観光客からは拍手までしてもらい、大満足の大仏殿参拝になった。 (写真9 くぐると頭が良くなると言われている柱の穴) しかし、近くを通ったバスガイドさんの説明を横で聞いていたら、部員一同が頑張って通った向きは反対方向だったようである。 正しい向きで通っていれば頭が良くなるのに、反対方向に通るとどうなることやら…。 さて、宿泊地に戻り、この後は恒例の打ち上げである。卒業生の追い出しも兼ねているそうで、毎年盛り上がる。 昨晩の真夜中に書かされた色紙も卒業生に渡して、盛り上がった。 そして、その後は昨日と同じように夜の電車の撮影に。今回の合宿は、私鉄しか利用できないフリー切符を推薦していたため、 せっかくだからJR線を撮影しようということで、天王寺駅から乗車券を買い、京橋駅まで。 天王寺駅でライナー号の撮影していると、車掌さんが乗務員室から出てきて、 声をかけてくれた。 「どこから来たの?」 「関東です。」 「そうかぁ。じゃあ関東じゃこんな車両走ってないんだよね」 こんな感じで車掌さんと仲良くなった。 その後、京橋駅に向かう。ホームには先発する201系と、次発の223系が停車していた。どちらも珍しい車両であったため、 各自、好きな方に乗車した。私は次発の223系に乗車した。 京橋駅を降りたら、行き先が乗った時と違っていた。各駅停車の環状線に乗っていたのに、いつの間にか大和路快速に変わっていたのである。 他の路線と乗り入れている大阪環状線ならではである。 京橋駅から地下鉄谷町線に乗り、天王寺の宿泊地を目指すことに。 昨日の道頓堀からの帰りに、天王寺駅の一つ手前の、四天王寺夕陽が丘駅で降りたほうが、 宿泊地に近いことが分かり、四天王寺夕陽が丘駅で降りたところ、またまたハプニングが発生! 部員の一人が、他の部員が下車したことに気づかず、天王寺駅まで行ってしまったのである。終電間際で本数が少なく、 結局その部員は終電2本前で戻ってきた。 こうして宿泊地に戻り、就寝した。 4.合宿3日目(3月12日) 合宿最終日である。この日は合宿のメインでもある、車庫見学を行うことになっている。 今回は、京阪電鉄の車庫を見学させていただくことになった。本来なら車庫の中に入れてもらえないのだが、 特別に見学させてくださるということで、今回の車庫見学が実現した。 (写真10 京阪電気鉄道・寝屋川車庫にて) 今回は、2名の車庫の方に担当してもらい、車庫の中を案内してもらった。車庫の中の様子は企業秘密もあると思うので、 今回の記事では省略させてもらう。 最後にクリアファイルなどのお土産をもらい、車庫の方といろいろな思い出を作ることができた。これで、すべての行程が終了である。
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